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目白バースハウス(目白助産所)

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身体のケア

むくみ、腰痛、めまい、便秘、乳腺炎、不眠、慢性疲労、コリ、腱鞘炎、髪と肌のトラブル等の症状を治すためには、「血流(特に静脈血・リンパ液の還流)を良くすること」が必要です。また、妊娠~断乳までの時期、女性のカラダは一生の中でも特に血流が盛んになるので、カラダの手入れを上手くすれば、それまでの体質を改善できる良い機会となります。しかし、皆さんは家事と育児、仕事に追われて治療に通う時間が作りにくいと思いますので、最小限の手間と時間でできる「カラダの手入れ」を紹介します。
筋・筋膜治療研究会  山下達也

冷えは血流を悪くする

産前産後の時期を快適に過ごすためためには、とにかくカラダを冷やさないことです。夏場は冷房がキツクなるので特に気を付けましょう。

冷房で冷やし過ぎない

冷風が直接当たると調子が悪くなるのは、よく解っていることですが、特に
(1)頭から首筋
(2)肘
(3)足首から先   の3ヶ所は注意が必要です。

夏の外出時には肌の露出が多くなるので、(1)と(2)を守るために荷物にならないスカーフなどを持ち歩きましょう。(3)を冷やすとスグ胎盤内が冷やされます、靴下を必ず履きましょう。

寝るときの冷房

冷房は使わない、寝る前に寝室を冷やしておいて寝る時には止める、タイマーで寝付いた頃に止めるのが理想ですが、どうしても冷房(除湿)を一晩中使わないと眠れない夜もあるとおもいます。(寝不足が二番目に血流を悪くするのです)そんな時には、隣の部屋で冷房をつけて、寝室の湿った暖かい空気を扇風機で送り出すと、冷え過ぎを最小限にできます。寝室で冷房を使うときには、天井に向けて扇風機を回す、吹き出し口にフラップを着ける等すると良いでしょう。

飲み物でカラダを冷やさない

日本のビールは世界で一番冷えています。控えている方も多いと思いますが、飲む時はゆっくり味わって飲みましょう。他の炭酸飲料も同じです。冷たい飲み物がほしい時には、カラダを温めるお茶(ハトムギ茶、ドクダミ茶、ルイボスディー、天益茶等)を冷やしておくと良いでしょう。でもイッキ飲みはイケマセン。

お風呂で冷やさない

シャワーだけだとカラダは冷えてしまいます。夏場でも足浴だけはする方が良いのですが、できない方は足をバケツや洗面器に入れ、熱いお湯を足しながら、カラダを洗うと良いでしょう。熱めのシャワーを脇の下、鎖骨、胸骨、ツライ所に長目に当てるのも効果があります。また、風呂場を出る時に、洗面器一杯の水を足元に素早くかけましょう。

赤子泣いてもドライヤー

汗が引いたらなるべく早くドライヤー(温風)で髪を乾かします。自然乾燥の習慣がカラダのトラブルの原因になっている人が沢山います。ついでに、熱いシャワーを当てた箇所も、ドライヤーで温めましょう。

一番良くないのはストレス

これらの「カラダの手入れ」は、試してみて症状が軽くなる、または気持ちが良ければ、習慣として続けてください。不快だったり辛かったらスグ止めましょう。ムリ、ガマンをすること(ストレス)が一番血流を悪くします。