menu

目白バースハウス(目白助産所)

動画を見る

赤ちゃんの性別、聞く聞かない

今日も寒い中、とても幸せそうな赤ちゃんとご家族が退院されていかれました。
退院の時というのは、赤ちゃんがお腹に宿ってくれた時から共に過ごした妊娠生活、そして出産経てお家に帰る。今までの思い出やこれからの期待や不安など、色々な気持ちが交差するときですね。
私たちは、来てくださったご家族や赤ちゃんに感謝をし、そしていつでも身体と心の拠り所にしてくださいね、これから毎日を楽しんで!とお見送りしています。

そして今まだ入院されているご家族の赤ちゃんにビッグベビーちゃんがいます。出産後「このくらい大きな子は10人に1人くらいですか?」とお母さんが質問されましたが、「いえいえ、一年に1人いるかいないかですよ。」とお伝えしたらとても驚いていらっしゃいました。

そして性別を事前に聞いていらっしゃらなかったので、ご夫婦で赤ちゃんの性別確認し、色々な感想を述べられていました。
赤ちゃんの性別に至っては、日本は妊娠期間中の超音波スクリーニング検査をする回数がそれなりにあるので、確信して伝えてくださる医師も多いかと思います。
そんな中、目白バースハウスで出産されるご家族の中には、度々あえて性別を聞かないという方がいらっしゃいます。赤ちゃんを迎える準備をするうえで、性別を知ることで得られるメリットも多いと話される方も勿論いらっしゃいます。

どちらがいいというわけではないと思いますが、今の世の中、見たり聞いたりすれば何かしらの情報が得られる、答えがわかってしまうことも多いですよね。
そんな中、あえて性別を聞かない。生まれれば必ずわかることだから、どっちなんだろうなと思い馳せる、生まれてきてからのサプライズがわかる瞬間のご家族の会話の輪がとても素敵だなと感じることも多いです。

今ジェンダーに関する考えも多様ですから、とらえ方も様々かとは思いますが、妊娠出産を楽しむ一つとして、ご夫婦ご家族、そして赤ちゃんとののコミュニケーションを育む一つとして、性別を聞く聞かないも楽しめたらいいですね。

ちなみに、私の場合。
我が家の男の子達。聞くのも聞かないのもどっちでもいいなぁと思っていたら、医師が超音波エコーを当てた瞬間、だれが見てもわかるであろうというくらいはっきり見えました。そして三人目の女の子は、医師の言動で感じ取りました(笑)
その時医師と楽しくコミュニケーションした内容もよく覚えています。これはこれでとてもいい思い出です。